阪急うめだ本店の唐揚げ催事が教えてくれる、珍味販売の難しさ。
by courtesy of Keiichi Inoue だいぶ前ですが、阪急うめだ本店のデパ地下で、行列を発見しました。そのお店は、催事の唐揚げ売場。 もともと、催事や期間限定イベントが行われる場所での販売だったため、人が集まりやすいという条件が整っていたのだと思います。しかし、唐揚げが売っているとは知らずとも、売場に引き寄せられる私でありました。その理由は、...
View Articleコンビニスイーツが売れる理由からわかる消費者心理とは?
先日、何の雑誌か忘れましたが、コンビニスイーツが売れる理由について、説明されていました。ずばり、その理由とは、 気軽に買えるから です。では、何と比べて気軽かと言えば、スイーツ専門店になるわけです。コンビニとスイーツ専門店の違いは、次のようになります。 【コンビニとスイーツ専門店の違い】 [コンビニ]入店しても別に買わなくてもいい...
View Articleコストコの日清スープヌードルが示す、カップ麺の売れ行きについて
by courtesy of inazakira 先日コストコに行った際、これまで見たこともない商品を発見しました。それは、日清食品のスープヌードルです。見たこともないというのは、コストコでは見たこともないという意味で、他の食品小売店ではおなじみの商品。カップヌードルの廉価版で、100均で販売されることの多い商品です。...
View Article丸亀製麺はスタバを目指すのか?
by courtesy of Takayuki Shimizu 先日、グルメシティ(ダイエー系スーパー)の冷凍食品売場を覗くと、見たことのあるロゴを見つけました。それは、丸亀製麺のロゴです。そう、丸亀製麺ブランドの冷凍食品が発売されているのです。...
View Article有名店レトルトカレーは集客商品になりえるか?
by courtesy of Timothy Takemoto 前回は、丸亀製麺の冷凍うどんについて取り上げました。飲食ブランドが加工食品を発売できるのは、 知名度が高いから ブランドイメージが高いから です。しかし世の中には、知名度・ブランドイメージもさほど高く無いにもかかわらず、加工食品を販売している飲食店があります。その加工食品とは、レトルトカレーです。...
View Article阪急うめだ本店のマヨアラに行列が出来ていた理由とは?
by courtesy of ma_shimaro ※珍々堂・マヨアラとは関係ありません 先日、お盆前の平日に、阪急うめだ本店に行きました。ちょうどお盆休み前の金曜日とあって、次の日から連休を取る人が多かったのでしょう。帰省土産やお供え物を買う人でごった返していました。もちろん、阪急うめだ本店だけでなく、JR大阪駅の土産物売場も、自由に移動できないほど人で満杯でした。...
View Articleファミリーマートが品揃えを増やすのは、セブン-イレブンとのガチンコ勝負を避けるため?
by courtesy of Andrew Buckingham ファミリーマートが品揃えを増やすようです。 ファミリーマートは2013年度中に全店の商品数を3割増やす。標準的な大きさの店舗で商品数を 3700品目とし、女性客の需要を見込む調味料や洗剤、プライベートブランド(PB=自主企画)を拡充する。コンビニエンスストア大手で最多の品ぞろえと...
View Article阪急うめだ本店デパ地下・エッサベーグルが撤退した理由
by courtesy of Alyson Hurt 先日、阪急うめだ本店のデパ地下に行ったのですが、リニューアルオープン一周年記念とあって、小さな改装が行われていました。もちろん、改装とは新しいお店のオープンとともに、一部既存店の撤退です。そして、地下二階のエッサベーグルが、その撤退店舗の一つだったのです。...
View Article阪神の楽天うまいもの大会、楽天流販促が通用しない理由とは?
※阪神百貨店さんのサイトより 10月上旬に阪神百貨店の楽天うまいもの大会に行ったのですが、その集客数には驚きました。阪神の物産展にはよく行くのですが、最近集客が鈍っているのを実感します。恐らく、改装後快進撃を続ける阪急うめだ本店に、相当顧客を奪われているのだと思います。その中で、楽天うまいもの大会は、かなりの盛況ぶりでした。...
View Article楽天うまいもの大会売上ベスト10店舗から分かった、物産展で売上を伸ばす店舗の共通点とは?
10月上旬に行われた阪神の楽天うまいもの大会は、なんばの高島屋との共催であり、阪神では総菜がメインで販売され、高島屋ではスイーツが主体のようでした。そして、両会場の売上対決も、一つの目玉として行われており、阪神の会場では、前日(?)の売上上位10店の店名が公表されていました。私が参加した10月12日のベスト10の販売商品は、以下の通りです。...
View Article永谷園のビアードパパ買収が教えてくれるスイーツ小売の現実とは?
by courtesy of Davich Klinadung 永谷園がシュークリーム専門店・ビアードパパを運営する麦の穂ホールディングス(HD)を、買収するようです。...
View Articleホテルプラザ神戸のおせちチラシが教えてくれる、消費者ニーズ・おせちの未来形とは?
先月、ホテルのおせちチラシが同日に2つも入りました。もちろん、別々のホテル。昨年の実績を調べたところ、昨年もホテルのおせちチラシは折り込まれていましたが、11月に入ってから。よって、今年は前倒しされたわけですが、それだけおせちが売れると判断したからでしょうか。...
View Article価格競争から抜け出せない納豆はヨーグルトを目指せ
by courtesy of snowpea&bokchoi 日常的に納豆を食べるので、納豆売場を定期的に訪れるのですが、納豆ほど価格競争が激しい食品はないように感じます。ほとんどの商品が100円以下で販売されており、100円を超えると、売れ行きが鈍ることが売場を見るだけでわかります。 納豆売場で激しい価格競争が起こっている要因は、以下のようにまとめることができます。...
View Articleスーパーのライフ、売り場面積減少でも増収増益を達成できた理由とは?
by courtesy of Shibuya246 ※この画像はライフとは関係がありません。 スーパーを首都圏・近畿圏で展開するライフコーポレーション。その四半期決算が発表されました。価格競争と仕入れコストの上昇という板挟みに合うスーパー業界にあって、増収増益を達成しました。...
View Articleスーパーがコンビニに顧客を奪われる理由がわかった
by courtesy of Dave Challender 先月の日経MJに、内食の購入先についてのアンケート調査とその結果が掲載されていました。...
View Articleダイエーの客単価引き上げ作戦
ダイエー三ノ宮店の売場が大きく改装されました。その一番の目玉は、酒類売場が入り口すぐに移転されたことです。入り口の売場とは、一番売れる確率の高い場所。売れる商材が販売される場所であり、売りたい商材を売り込む場所です。ダイエー三ノ宮店の場合は、売り込みたい商材となるでしょうか。...
View Articleほっともっとが弁当チェーンの中で一人勝ちしている理由とは?
by courtesy of timtak 弁当チェーンのほっともっとが、売上を順調に伸ばしています。月次実績を見ると、今期(2013年3月~10月)の既存店売上高は、3・4月以外すべてプラス。一方、競合するほっかほっか亭は、すべてマイナスです。この差はどこにあるのでしょうか。 口コミサイトの内容から、好調な理由をまとめると、次のようになります。...
View Articleデフレ環境を抜け出せない食品の共通点とは?
by courtesy of misterbisson 12月の日経新聞の消費欄に、価格下落を続ける食品に関する記事が取り上げられていました。 食品の消費者物価指数(CPI)が上昇している。だが、スーパーで消費者の買い物かごの中身をみると、違った光景が広がる。10月にCPIの値が前年同月...
View Articleコンビニがケーキ屋になる日
先日、誕生日ケーキを買おうと思ったのですが、スイーツ店が開いていなくて苦労しました。大抵のお店は20時には閉店しているようです。ただ、20時頃に帰社できない人も多いわけで、開いているケーキ店がなく困った経験のある人も多いことでしょう。...
View Article